KPOPが好きで韓国語を勉強したいんだけど、独学と韓国語スクールに通うのどっちがいいかな?
KPOPや韓国ドラマの影響で韓国語を勉強したい!という方も増えていると思いますが、わたしもその1人でした。
高校生の時に母が見ていた韓国ドラマをきっかけに韓国にハマり、28歳を目前にして韓国アイドルにハマったことで「推しの言語がわかるようになりたい!」という気持ちから韓国語学習を始めました。
わたしは独学と韓国語スクールのどちらでも勉強をしているんですが、個人的には韓国語スクールへ通って土台を作っておくと挫折しにくくなると感じています。
今回は独学と韓国語スクールの両方で半年間勉強している経験からそれぞれのメリット・デメリットをまとめていきます。
独学で韓国語をマスターしている方もいるので、独学でも韓国語スクールでも自分にあった勉強法を見つけるのが一番だと思うよ。
独学のメリット・デメリット
独学でここがよかったと思うポイントは3つ。
- 自分のペースでできる
- 費用が抑えられる
- 調べる力がつく
わたしは社会人なので平日は仕事をしていて主な勉強時間は休日や帰宅してからの時間なんですが、急に残業になってしまったり飲み会などで勉強時間が確保できないこともあります。
でも、前々からわかっていることだったら、前日に多めに勉強時間をつくることもできるし、その日は単語を覚えるだけにしたりと、勉強時間と勉強量も自分のペースで調整できるのでよかったと感じました。
また、独学だと勉強にかかる費用が文法や単語のテキスト代だけなので、スクールに通うよりも安く済みます。
わからないところは自分で調べないと解決しないので初めは躓きましたが、調べることに慣れてくるので自然と調べる癖と調べる力がついたと思います。
わからないことを調べる癖がついてから、知らない単語の意味を調べたりするようになって自然と知ってる単語の数も増えたよ!
独学しなければよかったなと思ったポイントはこの3つ。
- わからないところがあっても質問できない
- モチベーションの維持が難しい
- 読み書きはわかっても話せない
韓国人の友達や韓国語がわかる人が周りにいて質問できる環境にいればよかったんですが、わたしには韓国人の友達もいないのでわからないところを質問できないのは不安でした。
もちろんわからないから調べるんですが、「この認識であっているのかな?」というものがあると自信が持てないのでわからないことを気軽に聞ける環境があったらよかったなと感じました。
独学は全て自分次第なのでモチベーションを維持するのも難しかったです。
1度躓くとモチベーションも下がってしまって「字幕あるし別にいっか」と投げ出したくなったので、独学だけで韓国語をマスターした方は本当にすごいと思う!
また、独学で勉強するとテキストで勉強するのでどうしても読み書きがメインになってしまい、話すことは弱いなと感じました。
わたしは独学でハングルを読めるようになってからスクールに通い始めたんですが、韓国語教室に通い始めた最初のレッスンで読めるし書けるけど、発音が違ったり組み立てながら会話ができないという経験しました。
独学で勉強するときも会話の練習をしておかないとせっかく勉強した韓国語を活かせません。
韓国語スクールに通うメリット・デメリット
韓国語スクールに通うメリットは5つ。
- ネイティブな韓国語で勉強できる
- 日本語と韓国語を比較して教えてくれる
- 韓国語学習をするタイミングを作ってくれる
- バランスよく勉強ができる
- 知らない韓国の情報が知れる
韓国語スクールにもよりますが、韓国人の先生だとネイティブな韓国語で勉強ができるのでネイティブな韓国語に耳が慣れてきます。
本屋さんで売っているテキストにも音声がついているものもありますが、機械的な声と実際に会話をしている声だとスピードも声の高さも違うため実際の会話を聞いた方が耳が慣れます。
毎週ネイティブな韓国語を聞くようになって簡単な会話は聞き取れるようになりました。
韓国人の先生に教わりたいって方は、講師の先生が全員韓国人のKVillageがおすすめ。
日本語のわかる韓国人の先生で、受付は日本人の方なので韓国語が全くわからなくても大丈夫です。
また、文法の勉強の時も日本語ではこんな表現だけど韓国語にはその表現はないから代わりにこんな表現を使う。逆に日本語にはこんな表現はないけど韓国語だとこんな表現を使った方がネイティブな表現になるなど、日本語のわかる韓国人の先生だからこそわかることをテキストの内容+αで教えてくれるのでより理解が深まりました。
独学では勉強しにくい会話も、韓国語教室なら書き、読み、聞き取り、会話をバランスよく勉強できて間違っているところを指摘してくれるので自分の苦手なところもわかってよかったです。
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週1回韓国語教室に通うことで強制的に韓国語学習の時間ができるし、クラスレッスンだと同じく韓国語を勉強している人たちがいるから、モチベーションが下がっていてもモチベーションを持ち直せているよ!
韓国語スクールに通うデメリットは3つ。
- 費用が高い
- スクールに通うために時間を空けなければいけない
- スクールに通っていることで満足してしまう
通うスクールによって価格はさまざまですが、月々のスクール代とテキスト代がかかるので独学よりかは費用がかかります。
また、レッスンの時間に合わせて予定を開けなければいけないので、仕事や他の用事と被ってしまったときのスケジュール管理が大変でした。
独学だと全て自分次第なので「勉強しなきゃ!」と気合を入れなおして勉強することができましたが、スクールに通うと強制的に韓国語を勉強する時間ができるため「今週もスクール行くし直前に復習すればいいか」とスクールに通っていることに満足してしまい、独学の時間確保をあまりしなくなりました。
結局、推しの配信などを見てまだ韓国語が理解できていないことが悔しくて再度勉強意欲がわいてくるんですが、スクールに通うことで満足してしまうことも定期的にあるので独学同様にスクールに通っていてもモチベーションのキープは難しいです。
半年勉強してどのくらいわかるようになった?
ハングルも読めないところから独学で始め、ハングルを読めるようになって韓国語教室に入ったんですが、2021年11月からスクールに通い始めて半年ちょっと経ちました。
半年勉強してもまだ初級の勉強をしていますが、自己紹介や簡単な受け答え、今日の日付や時間などが言えるようになったので、少しは上達していると思いたいですね。
文法も単語も初級の半分くらいが終わったところなので、まだまだ初級をマスターするにいは時間がかかりそうですが、最近は推しの配信で言っている単語が聞き取れたり、短い文章だと意味を理解できたりと今までは全て字幕に頼ってたのに少しわかるようになった自分に喜びを感じています。
韓国語教室の先生はレベルに合わせてスピードも単語の種類も選んで話してくれているし、日本語での説明も多いのでレッスン中の会話はほぼ理解できるんですが、だからこそできている気になってしまってまだ初級もマスターできていないことにガッカリすることもあります。
短期間で韓国語をマスターしている方もいれば、何年も勉強してやっとマスターしたって方もいるので人それぞれスピードは違いますが、自分の目標とするレベルまであきらめずに勉強を続けていこうと思います。
隙間時間にもできる勉強方法
独学やスクールと合わせてできる勉強法は他にないの?
独学とスクールどっちがよかったかについてまとめてきましたが、がっつり机に向かって勉強する以外でも隙間時間をうまく使って勉強することもできます。
HelloTalk(ハロートーク)
HelloTalk(ハロートーク)は語学学習アプリなんですが、学びたい言語と母国語の人たちとコミュニケーションが取れるアプリなのでSNS感覚で勉強することができます。
メッセージのやり取りはもちろん、電話もできるのでメッセージのやり取りで仲良くなったら電話をして会話の練習なんかもできるんですよ。
ただ、中には明らかに出会い目的であろう人もいるので怪しいと思ったらブロックするなど自分自身での危機管理をしっかりする必要があります。
あまりにしつこい人はルール違反として運営側にアカウントが凍結されるのであまり神経質にはならなかったですが、注意するに越したことはありません。
わたしも実際に使っていてLINEのアカウントを聞いてくる人とかもいたんだけど、マッチングアプリで培ったスルースキルを駆使してうまくかわしたよ。
推しの配信や韓国ラジオを聞きまくる
日本で暮らしているときは意識しないと韓国語を聞かなくなるので、日常から韓国語を聞く習慣をつけるようにしています。
音楽ももちろん聴くんですが、音楽だと会話の聞き取りができないのでわたしは推しのVLIVE(ブイライブ)を流しています。
毎回毎回同じ内容になってしまうんですが、繰り返し流すことで「前聞いた時全然わからなかったけどこの間勉強した文法で言ってる!」「この単語昨日覚えたやつだ!」って少しずつ分かるようになってくるので、耳も慣れるし自分の理解力に確認もできておすすめです。
推しのツイートを翻訳してみる
わたしはSEVENTEENが好きなので個人のInstagramの投稿とwevers(ウィーバース)の投稿を確認しているんですが、テキストで勉強した文法が出ても推したちのツイートはテキストの文法通りとは限らないですよね。
ネイティブな韓国人の方がどんなふうに文法を使っているのかを知るのも勉強にもなるので、推しのツイートを翻訳してみてわからないところは調べる。そして、すでに韓国語をマスターしている方がSNSなどで翻訳を載せてくれているので、自分の翻訳があっていたか確認するようにしています。
まだ習っていない文法は気になってしまうと思いますが、これから勉強を進めて行くうちにでてくるので「この表現はこんな文法でできるんだな」くらいに考えておいて大丈夫です。
作文の採点サービスを使う
文章の組み立てや書く力をつけるのには日記をつけるのがおすすめ。
わたしは自分で日記を書くと続かないので、本屋さんで売っている韓国語の3行日記を書いています。
書いてもあっているかわからないから不安って方は、採点サービスを使うのもおすすめ。
1カ月7980円(税込)なので韓国語スクールに通うのと同じくらいかかりますが、毎日作文の添削をしてもらえるので、韓国語を組み立てる練習になります。
また、LINEでの添削なのでスマホで手軽に送れるのも魅力的ですよね。
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韓国語のゲームアプリを使う
隙間時間のお供と言えばゲームアプリ。
言語アプリで有名なDuolingo(ドゥオリンゴ)を使っているんですが、文章の組み立てと音声があるので聞き取り、文法の組み立て、単語が同時に学べるので1回のゲームでもかなり達成感があります。
隙間時間にできて、間違えた問題も繰り返し出してくれるので、自分の理解力を確認するのにもおすすめです。
まとめ
今回は、韓国語学習は独学とスクールどっちがいいのか半年勉強してみた感想も交えてまとめました。
スクールだけに頼ってしまうと進み具合も遅くなってしまうので自分でも勉強する努力が必要ですが、スクールに通ったことで聞き取りと会話ができるようになったと思うので、周りに韓国語で会話ができる人がいないって方は、韓国語スクールに通うのがおすすめ。
とは言え、人によって目標も様々なので、推しの話がわかるようになりたいのか、字幕なしで韓国ドラマを見たいのか、日韓翻訳ができるようになりたいのかなど、自分の目標に向けて継続していきましょう。